【特別編①】 GAME&WATCH ワイドスクリーン・カラースクリーン外箱の比較
☆ ゲームウオッチ35年振りの新機種登場
令和2(2020)年11月13日、レトロゲームファンにとっては歴史的な日になったことでしょう。
国内発売としてはブラックジャック以来35年振り、最後の機種となった海外発売のマリオ・ザ・ジャグラー以来29年振りとなった新機種、スーパーマリオブラザーズが発売されたのです。
スーパーマリオ2種、そしてマリオの顔があしらわれたボールの計3種のゲームが楽しめるフルカラー液晶の夢のようなゲームウオッチです。シリーズ名もついて、その名も「カラースクリーン」です。35年の時を経て、ついに本物のカラー液晶が実現されたのです。
☆ ゲームウオッチ カラースクリーンの外箱
カラースクリーンのゲーム内容は、おいおいこちらでもご紹介しますが、私がまず歓喜したのは、その再現性の高すぎる外箱です。手に取った瞬間、まるでワイドスクリーン中期以降の外箱そっくりの外観です。再現率が高いので、なにはともあれ写真でご紹介したいと思います。
この写真は、今回新発売されたカラースクリーンとワイドスクリーン中期のファイア、後期のタートルブリッジの外箱を並べたものです。サイズも含め、デザインもほぼ踏襲されています。カラースクリーンの外箱にはプラスチックのスリーブがついていますが、この写真はスリーブをつけた状態です。
次の写真は、スリーブを外した状態のカラースクリーンです。スリーブを外すと、ゲームタイトルがボールになっています。この箱だけ見比べても、非常に再現率が高いことがよくわかります。
さて、ワイドスクリーン初期の箱は?という疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。この写真は、ワイドスクリーン初期のオクトパス・ポパイの箱と、中期のシェフの箱を並べたものです。わかりますか?ゲームウオッチのロゴを含め、「WIDE SCREEN」の文字、ゲームの絵までが初期型では大きく描かれています。なお、シェフ以降に生産されたオクトパスなど初期型の外箱は、箱のデザインが中期型に合わせて改訂されています。なので、こちらでご紹介しているポパイの初期型の箱は生産期間が短く、あまり出回っていません。
☆ ゲームウオッチ カラースクリーン外箱の側面は
カラースクリーンのすごいのは、側面のデザインまでこだわって作られていることです。次の写真は、スリーブをつけた状態の側面です。
スリーブにキラーとジュゲムとパタパタがデザインされています。並べているのは、ワイドスクリーンの各作品です。ミッキーマウスのところにカラースクリーンを入れてみました。どうでしょう?39年の時を経てもデザインに違和感がありません。うっすらと縦筋が入っていますが、これはカラースクリーンの外箱がダンボール製だからです。他の機種はすべて厚紙の外箱です。
次に、開封口側の側面です。モデルナンバー、#価格、Nintendoのロゴの順に記載されています。発売年を記したものと記していない機種があるのですが、ここで撮影しているものは恐らくいずれも発売当初のものだと推察されますので、どういう基準で発売年を記しているのかはわかりません。
そして、カラースクリーンはSM-35というモデルナンバーが付されています。まさに、スーパーマリオ35周年を表したモデルナンバーですね。
☆ 更新が遅れていますが・・・
カラースクリーン スーパーマリオブラザーズのゲーム内容については、多くのサイトで紹介されており、当サイトでもおいおいご紹介いたしますが、まずは発売順にご紹介していこうと思っています。
また、海外発売版のご紹介も特別編として検討していますので、気長にお待ちいただければと思います。